箱根

2024.01.31

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箱根のおすすめグルメとは?おすすめのレストラン、食べ歩き、お土産を紹介

齋藤 将人 小田急トラベル

旅行の楽しみの1つといえば、地元の絶品グルメに出会うこと! 有名料理店や食べ歩きはもちろんのこと、お土産選びも気になりますね。

温泉リゾート地として多くの人々に親しまれてきた箱根には、おいしい食べ物も目白押しです!今回は箱根でしか味わえないグルメ情報を、レストラン、食べ歩き、お土産の3つのテーマに分けてご紹介します。

※ページ内の情報は2024年1月現在のものです。
※ページ内の画像はすべてイメージです。

箱根ではどんなグルメを楽しめる?

美しい自然景観と豊富な温泉に恵まれた箱根は、東京からアクセスしやすい観光地。温泉や豊かな自然を楽しめるだけでなく、心躍るグルメ体験も待っています。

箱根の山々から湧き出る清水を使った湯葉料理、滋養たっぷりの地元野菜、そして漁港から水揚げされたばかりの新鮮な魚介を使ったお寿司など、箱根でしか味わえない味覚が勢ぞろい! さらに、温泉街ならではの伝統和菓子からモダンなスイーツまで、さまざまな味わいが楽しめます。

箱根グルメのおすすめレストラン

箱根は豊かな自然と温泉で知られる魅力的な観光地ですが、美食の宝庫としての一面も持っています。この地に訪れる人々を魅了する絶品グルメの中から、3店舗をピックアップしました。いずれも大地と海の恵みを活かした個性あふれるお料理ばかり。旅の良き思い出として心に残ることでしょう。

直吉


まずご紹介したいのは、箱根・大平台の名水「姫の水」で作られた汲み上げ湯葉が人気の「直吉」です。

湯葉や豆腐の製造工程では水の品質がその味を大きく左右するため、“水が命”といわれています。直吉の汲み上げ湯葉は、箱根の清らかな水源にこだわった絶品です。

直吉の看板メニューは、「姫の水」を惜しみなく使った汲み上げ湯葉の丼です。特製のカツオ出汁に自慢の湯葉を浮かべ、卵でとじて仕上げられています。できたての熱々で供される丼は出汁の風味が際立ち、体も心もほっこりと温めてくれる優しい味わいが魅力です。

■「湯葉丼」直吉 基本情報

・〒250-0031 神奈川県足柄下郡箱根町湯本696
・11:00~18:00(LO)
・火曜日定休(祝日の場合営業)
・箱根登山線「箱根湯本駅」より徒歩5分
・0460-85-5148
※最新情報は各種公式サイトなどでご確認ください

はこねずし

出典:はこねずし 

「はこねずし」は、箱根町仙石原のお寿司屋さんです。箱根といえば緑豊かな山里のイメージがありますが、こちらはそんな山中の地でも、新鮮な魚介が堪能できる名店として知られています。

店主自らが毎朝沼津港へと足を運び、熟練の目利きによって選び抜かれた新鮮な魚介を、丁寧な包丁技で絶品寿司へと仕上げています。時には駿河湾にも足を伸ばし、地元の海産物やエビなどを仕入れてくることもあるのだとか……。

看板メニューは、穴子寿司。口の中でとろけるおいしさは、テレビや雑誌にも取り上げられるほど! 味にこだわった玉子焼きも、寿司職人の技が光る逸品として大人気です。

■「はこねずし」基本情報

・〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原817
・11:30~15:00(LO14:30)、17:00~21:00(LO20:30)
・定休日:月曜日・火曜日(年末年始、GW、お盆などは営業)
・箱根登山線「箱根湯本駅」から箱根登山バス(湖尻・桃源台行き)台ケ岳バス停下車、徒歩5分
・0460-84-7890
公式サイトはこちらから
※最新情報は各種公式サイトなどでご確認ください

箱根自然薯の森 山薬

出典:箱根自然薯の森 山薬 

「箱根自然薯の森 山薬」は、箱根の大自然に抱かれた自然薯料理の専門店です。早川渓谷・堂ヶ島渓谷を一望できる崖の上にあり、まわりを渓谷に囲まれたお店は、昔話の世界に紛れ込んだかのような幻想的な雰囲気が魅力です。

こちらのお店の特徴は、自然薯を使ったメニュー。食材にこだわった御膳料理や一品料理を提供しています。自然薯は栄養価が高く滋養強壮に優れた食材として珍重されてきました。食物繊維やビタミンCも豊富に含まれており、美容効果の高い食材としても注目が集まっています。

■「箱根自然薯の森 山薬」基本情報

・〒250-0401 神奈川県足柄下郡箱根町宮城野829
・平日8:00~20:00(LO19:00)、土日祝7:00~20:00(LO19:00)
・定休日:なし
・箱根登山線「宮ノ下駅」より徒歩5分
・0460-82-1066
公式サイトはこちらから
※最新情報は各種公式サイトなどでご確認ください

箱根のおすすめ食べ歩きグルメ

箱根散策の合間で食べ歩きを楽しむ際に、スイーツやパンなどが味わえるグルメスポット3店舗をご案内します。どのお店も伝統ある温泉リゾート地・箱根にふさわしい、クラシカルで上品な味わいが魅力です。

箱根てゑらみす

出典:箱根てゑらみす

2020年夏、箱根湯本駅前にオープンした「箱根てゑらみす」は、ポップで愛らしい外観が印象的なティラミス専門店。ティラミスは国産マスカルポーネチーズが使用されており、驚くほどなめらかな舌触りと優しい味わい!クセになるおいしさです。

そして、素敵なおじさまたちのキャラクターが、お店に花を添えています。箱根の発展に貢献した歴史的人物である「渋沢栄一」「福沢諭吉」「益田孝」の3人をモチーフにしたキャラクターです。

メインのティラミス以外にも、ティラミスフレーバーのソフトクリームや焼き菓子なども販売。箱根に訪れる人々に、とびっきりのおいしさを提供しています。

■「箱根てゑらみす」基本情報

・〒250-0311 神奈川県足柄下郡箱根町湯本706-1
・10:00~17:00
・定休日:水曜日(祝日は営業)
・箱根登山線「箱根湯本駅」より徒歩2分
・0460-85-5893
公式サイトはこちらから
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グランリヴィエール箱根

出典:グランリヴィエール箱根

「グランリヴィエール箱根」は、すすき草原で有名な仙石原にあるラスク専門店。素材にこだわって丁寧に焼き上げられたラスクは上品な味わいで、サクッとした軽い食感が特徴です。

定番商品の「箱根ラスク」は、独自ブレンドの小麦で焼き上げたラスクパンを薄くスライス。小麦の香ばしさとバターの香りのハーモニーに、サクサクとした軽い口溶け感が加わり、唯一無二のおいしさを作り出しています。

プレーン味の他にもキャラメルアマンドやメープル、ガーリックなど多彩なフレーバーのラスクが並び、どれを選ぶか迷うのも、お店を訪れる楽しみといえるでしょう。サクサク感に特にこだわったラスクパンを、一口サイズにカットした「仙石ラスク」も人気です。

■「グランリヴィエール箱根」基本情報

・〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1246-737
・10:00~18:00(季節により変動あり)
・定休日:なし(季節により変動あり)
・箱根登山線「箱根湯本駅」下車、箱根登山バス「湖尻・桃源台」行き「仙石原」下車すぐ
・0460-83-8123
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「ピコット」湯本駅前店

出典:湯本富士屋ホテル 

「ピコット」湯本駅前店は、箱根湯本駅近くにある「湯本富士屋ホテル」直営のベーカリー。老舗のリゾートホテルとして、レストランメニューにも定評がある「湯本富士屋ホテル」の味が、駅を降りたらすぐに味わえるのが魅力です。

焼きたてのパンやオリジナルスイーツが店内にずらりと並びますが、その中でも不動の人気を誇るのが「クラッシックカレーパン」です。

「湯本富士屋ホテル」の看板メニュー「ビーフカレー」の味わいを忠実に再現し、さらにパン生地にマッチするようにアレンジしたルーを、贅沢に包み込んでカリッと揚げてあります。黄金色に輝くカレーパンは、スパイスの豊かな刺激にココナッツミルクのまろやかさが加わり、上品な味わい。

カラフルなメロンパンも大人気です。チョコレートや紅茶など、さまざまなフレーバーが揃っており、食べ比べてみるのも1つの楽しみですね。

■「ピコット」湯本駅前店 基本情報

・〒250-0392 神奈川県足柄下郡箱根町湯本256-1
・10:00~16:30(3月~11月)、10:00~16:00(12月~2月)
・定休日なし
・箱根登山線「箱根湯本駅」より徒歩1分
・0460-85-6111
公式サイトはこちらから
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お持ち帰りできる箱根グルメ

箱根の絶品和菓子から極上チーズケーキまで、素材や製法にこだわったお店をピックアップしました。いずれも、箱根のお土産に最適な品が見つかりますよ!

ちもと


「湯もち本舗 ちもと」は、伝統と革新が織りなす独特の魅力で、訪れる人々を魅了する老舗和菓子店です。

お店の看板商品は、箱根を代表する銘菓「湯もち」。繊細で上品な甘さの羊羹で、ふわふわの柔らかな食感が特徴となっています。ふわふわ食感の秘密は、白玉粉にメレンゲを練り込んだオリジナルの生地。「和風マシュマロ」とも評されるほどのふわふわとした感触は、羊羹のイメージを超えた新食感を体験できます。

お風呂上がりの赤ちゃんの肌のような柔らかな羊羹は、口に含むと繊細な甘さが舌の上で溶け、柚子の香りが優雅に広がります。竹の皮に大切に包まれた「湯もち」。箱根を象徴する和菓子として、神奈川県の指定銘菓にも選定されています。

店内には「湯もち」の他にも数多くの和菓子が陳列されており、それぞれが箱根の自然や歴史を感じさせる味わいです。

■「ちもと」基本情報

・〒250-0311 神奈川県足柄下郡箱根町湯本690
・9:00~17:00
・定休日:元日及び年5日程度
・箱根登山線「箱根湯本駅」より徒歩5分
・0460-85-5632
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和菓子 菜の花

出典:和菓子 菜の花

明治38年創業の老舗和菓子店です。伝統を受け継ぎながらも新しい味や技術を取り入れ、時代を超えて愛され続ける名店です。人気の要因は、素材へのこだわりです。小さなお子さんからお年寄りまで、誰もが安心して食べられるものづくりをモットーに、日本各地から厳選した素材を選んで使用しています。

数多い商品の中でも、看板メニューの1つが「箱根のお月さま」です。箱根の温泉まんじゅうとして広く知られていますが、沖縄波照間産の黒糖、同じく沖縄の塩ぬちまーす、北海道十勝産の特別栽培小豆が使用されています。

これらこだわりの素材のおいしさをさらに引き立てるのが、極上の皮です。20分間じっくりと蒸し上げて、しっとりもっちりとした食感を生み出しています。

小田原の地下水で作った自家製のあんこが自慢のどらやき「小田原うさぎ」も定番商品です。北海道十勝の特別栽培小豆から作られた粒あんは、ふっくらと濃厚な味わい。このおいしさを最大限に引き出すために、国産小麦粉、新鮮な卵、純正バター、特別な蜂蜜を使用して毎日焼き上げ、作りたてを販売しています。

■「和菓子 菜の花」基本情報

・〒250-0311 足柄下郡箱根町湯本639
・8:00~17:00(土日祝は17:30まで)
・不定休
・箱根登山線「箱根湯本駅」より徒歩10分
・0460-85-6424
公式サイトはこちらから
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箱根チーズテラス

出典:箱根チーズテラス

「箱根チーズテラス」は、メイドイン箱根にこだわった、カップ入りバスクチーズケーキ専門店です。地元南箱根産の新鮮な牛乳を使用し、しっとりとした口当たりと濃厚なチーズの味わいが特徴の、極上スイーツに仕上げました。手渡しやすいカップ入りなので、お土産にも最適です。

こちらのチーズケーキが特別においしさいのは、素材だけでなく製法にもこだわっているから。色・味・口溶けなども、細部にまで厳しい基準を設けて試行錯誤を繰返し、満足のいくチーズケーキを完成させました。

チーズの濃厚さをそのまま凝縮しつつも、繊細でなめらかな味わいは、一度口にすると忘れられなくなります。手作りならではのみずみずしさが魅力のチーズケーキです。

チーズテラスの力量が最もダイレクトに感じられるプレーン味の他、抹茶やいちご、チョコレートなど、さまざまなフレーバーが用意されています。素材から製法にまで、すべてにこだわった箱根チーズテラスのケーキは、大切な方にも自信を持ってお渡しできるお土産としておすすめです。

■「箱根チーズテラス」基本情報

・〒250-0522 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根54
・10:00~16:00
・不定休
・「箱根神社入口バス停」より徒歩1分
・0460-83-9007
公式サイトはこちらから
※最新情報は各種公式サイトなどでご確認ください

まとめ

箱根ならではのグルメの数々を目の前にして、どのお店を訪れようかと迷ったら、今回ご紹介した人気店に足を運んでみてください。

箱根の清水を使った汲み上げ湯葉や新鮮な海・山の幸を使った料理、極上のパンやスイーツなど、いずれも温泉リゾート地・箱根ならではの上質な味わいのものばかりです。とっておきのグルメの数々を体験すれば、「もう一度あの味に出会うために旅に出かけたい」。きっとそう思われるのではないでしょうか。

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この記事を書いた人
齋藤 将人 小田急トラベル

小田急トラベル勤続25年。店舗カウンター業務を経て、現在はWEB関連業務に従事。対面販売にて数多くのお客様を箱根にご案内した経験を活かし、この記事を執筆。暇さえあればプライベートでも箱根に訪れるほど、箱根を愛してやまない。総合旅行業務取扱管理者。

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