箱根

2023.05.15

  • 観光

箱根に行くなら電車or車!?移動手段別の比較

Keisuke Kaneko 小田急電鉄

首都圏からのアクセスが抜群の箱根。旅先での移動のことも考えると車の方が便利?とお悩みの方がいるかもしれません。今回は、そんな悩みをお持ちの方向けに、電車などの公共交通機関を利用する場合と車を利用する場合の、メリットやデメリットをご紹介します。

※記事内の情報は2023年5月現在のものです。

【公共交通機関編】首都圏から箱根へのアクセス
おすすめのアクセス方法をピックアップ

首都圏から電車を使って箱根へアクセス方法はさまざま。今回はその中からおすすめのアクセス方法をピックアップしました。

【1】箱根へ行くなら小田急のロマンスカーで。新宿から箱根湯本駅までゆったり座って一直線。
 箱根へ行くなら小田急ロマンスカーが定番。全席指定でゆったりとリクライニングシートに座って移動できるのはとても快適。

《所要時間》新宿~箱根湯本 最速:1時間15分 平均:約1時間30分
《総額》おとな 2,470円(きっぷ運賃+特急料金)

●メリット
・新宿から箱根エリアの玄関口「箱根湯本」まで乗り換えなしで行ける。
・東京メトロ千代田線の北千住や大手町、表参道から乗車できるロマンスカーも運転。(運転本数は限られます)
・全席指定のリクライニングシートで移動時間もリラックス。
・新宿発なら1時間に2本運行。(一部時間帯を除く)
・車内で飲食ができる。
・車内にはお手洗いがあるので安心。
・渋滞を気にせず、スケジュールが立てやすい。

●デメリット
・小さなお子様連れの場合、周囲が気になってしまう。

 

【2】小田急線の快速急行や急行でリーズナブルに。
 交通費を節約するなら、特急料金が不要な小田急線の快速急行や急行がおすすめ。

《所要時間》新宿~小田原 約1時間30分、小田原~箱根湯本 約18分(小田原駅で乗換 ※乗換時間目安:約2分~3分)
《総額》おとな 1,270円(きっぷ運賃)

●メリット
・乗車券のみで利用できる。
・列車を事前に指定する必要が無い。

●デメリット
・混雑時は着席できないことがある。
・車内で飲食ができない。
・小田原で乗り換えが必要。

 

【3】新宿・池尻大橋から高速バスで御殿場・箱根桃源台へ。
御殿場プレミアムアウトレットや芦ノ湖畔の桃源台へ行くなら、小田急ハイウェイバスが便利。新宿からはもちろん、東急田園都市線の池尻大橋からも乗車可能。箱根桃源台から先、小田急山のホテルや箱根園まで運行する便もあります。

《所要時間》新宿~箱根桃源台(約2時間25分)
《総額》おとな 2,240円

●メリット
・芦ノ湖畔や御殿場プレミアムアウトレットへ行くなら、小田急ハイウェイバスが便利。(※一部の便を除き、御殿場プレミアムアウトレットへは東名御殿場バス停よりシャトルバスに乗り換えが必要です。)
・全席指定制だから、バス停で並んで待つ必要無し。(※一部箱根エリア区間のみの乗車を除く)
・東名高速道路上のバス停にも停車。東名高速道路沿いにお住いの方にも便利。(※一部の便を除く)

●デメリット
・渋滞の影響を受ける場合がある。

 

【4】東海道新幹線で東京・品川・新横浜からひとっ飛び!
 少しでも移動時間を短縮されたい方にオススメ!

《所要時間》東京~小田原 (約33分)、小田原~箱根湯本(約18分)(小田原駅で乗換 ※乗換時間目安 約10分)
《総額》おとな 4,170円(新幹線:通常期 普通車指定席利用)

●メリット
・移動時間を大幅に短縮できる。
・東京、品川、新横浜周辺からのアクセスに便利。

●デメリット
・小田原で乗り換えが必要。
・所要時間が短い分、費用が割高。

【車編】首都圏から箱根へのアクセス
移動時間をプライベートな空間で

移動時間をプライベートな空間で過ごせるマイカーは公共交通機関と違って出発時間もその場で自分で決定。お子様連れでも周りを気にせずおもいっきり楽しめる。

 

・主なアクセス方法の一例

【1】都心から箱根の玄関口、箱根湯本へ
(首都高速道路・東名高速道路) ⇒ 厚木IC ⇒ (小田原厚木道路) ⇒ 小田原西IC ⇒ (西湘バイパス) ⇒ 箱根口IC ⇒ (小田原箱根道路) ⇒ 箱根湯本

《所要時間》東京ICから約1時間15分(目安)
《有料道路代》約2,430円(土休日・ETC利用の場合の目安)

 

【2】アウトレットに立ち寄るならこのルート!都心から御殿場・芦ノ湖方面
(首都高速道路・東名高速道路) ⇒ 御殿場IC ⇒ (一般道(箱根裏街道・県道75号線))⇒ 桃源台

《所要時間》
東京ICから約1時間40分(目安)
《有料道路代》
約2,780円(土休日・ETC利用の場合の目安)

 

●メリット
・プライベート空間で周りを気にせず移動時間も楽しめる。
・途中、寄り道も自由自在。
・サービスエリアで話題のグルメやスイーツを満喫。
・人数が多いほどコストパフォーマンスUP。ファミリーでも安心。

●デメリット
・渋滞の影響を受けやすい。
・ドライバーさんはノンアルコール&運転の疲れも・・・

【公共交通機関編】箱根エリア内での移動
箱根エリア内には公共交通機関が充実

箱根エリア内には公共交通機関が充実!車がなくても移動に苦労しません。

メリット
・電車やバスだけではなく、ケーブルカーやロープウェイ、海賊船などさまざまな種類の交通機関に「乗る楽しみ」を味わえる。
・乗り物が大好きなお子さまにもぴったり。
・運行本数も多く、自分たちだけのスケジュールが立てやすい。
・箱根フリーパスを使えば、箱根エリア内の交通機関が乗り放題。(※伊豆箱根グループの交通機関を除く)
・駅施設等のほとんどにはエレベーターやスロープ等が備わり、ご年配の方でも安心。

 

デメリット
・バスは渋滞の影響を受けることがある。
・混雑時は待ち時間が発生することがある。

 

■箱根の周遊に便利な「箱根フリーパス」とは!?
箱根エリア内を公共交通機関を使って周遊するなら「箱根フリーパス」がとってもおトク!上の路線図に記載されている交通機関(区間)が2日間または3日間乗り放題!

・きっぷの購入や支払いをその都度行う必要がないためスムーズに移動できる。
・提携施設では箱根フリーパスの提示で優待を受けることができる。

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【車編】箱根エリア内での移動

プライベート感が魅力の車移動ですが、特に箱根エリア内は渋滞が多く時間のロスが多くなることも・・・。また、山道のため道幅が狭かったり急カーブが連続する箇所もあります。

 

メリット
・プライベートな空間で移動時間を楽しめる。
・お子さま連れでも周りが気にならない。

 

デメリット
・箱根エリア内は、特に渋滞が発生しやすい。
・急カーブや道幅が狭い箇所が多く、ある程度の運転技量が必要。
・混雑時は駐車場が満車となっていることが多い。

あなたはどっち!?

みなさん、交通手段は決まりましたか!?イメージしている旅行スタイルによって移動手段は人それぞれだと思いますが、公共交通機関が充実している観光地では、車で行くよりもっと楽しめる場合があります。

ぜひ、自分たちにぴったりのアクセス方法で、箱根の旅を楽しんでください。

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※ページ内の情報は2023年5月現在のものです。
※ページ内の画像はすべてイメージです。

この記事を書いた人
Keisuke Kaneko 小田急電鉄

小田急ロマンスカーの特急券販売業務、箱根エリアを中心とした旅行商品の販売業務などを経験したのち、現在はWeb担当に従事。小田急電鉄の旅行予約サイト「小田急トラベル(小田急旅の予約サイト)」を運営。総合旅行業務取扱管理者資格を保有。