箱根
2024.04.01
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花々に癒される散策や貴重な体験も!箱根強羅公園を遊びつくそう
小田急トラベル/齋藤 将人
「箱根強羅公園」は、美しい植物を見るだけでなく、ものづくり体験もできる観光スポットです。フランス式整型庭園として、日本で初めて開園した公園でもあります。
箱根を代表する観光スポットの一つで、噴水池が目玉です。陶芸や吹きガラスなどの体験をし、カフェでのんびりと過ごせます。
箱根観光でどこに行くか迷っている方は、家族やカップル、お友達と楽しめる「箱根強羅公園」で過ごしてはいかがでしょうか。
※ページ内の情報は2024年4月現在のものです。
※ページ内の画像はすべてイメージです。
- 1.箱根強羅公園ってどんなところ?
- 2.箱根強羅公園で見よう!
- .箱根強羅公園の花の見頃は?
- .春と秋に咲き誇る「ローズガーデン」
- .癒しの香りに包まれる「熱帯植物館」
- .100年以上の歴史を感じる国登録記念物
- 3.箱根強羅公園で体験しよう!
- .ものづくり体験を楽しむ「箱根クラフトハウス」
- .茶人が愛してきた「白雲洞茶苑」
- 4.箱根強羅公園で食べよう!
- .オリジナルカレーが人気の「Cafe Pic」
- .テイクアウトができる「一色堂茶廊」
- 5.箱根強羅公園で買おう!
- .オリジナルアートが並ぶ「こまもの屋 箱根」
- .かわいい花雑貨の「おみやげショップ」
- 6.箱根強羅公園のアクセス情報
- .営業時間
- .入園料
- .アクセス
- 7.まとめ
「箱根強羅公園」は、季節の植物を見たり日本文化を体験したりできる、日本初のフランス式整型庭園です。フランス式整型庭園とは、花壇や池などが幾何学的に配置され、左右対称の造りになっているのが特徴です。
そんな「箱根強羅公園」は1914年、温泉郷として多くの観光客が訪れる強羅に開園しました。
季節ごとに、きれいな花が咲く園内や植物館での散策やクラフトハウスでの体験など、さまざまな楽しみ方があります。
また、正門と西門のある「箱根強羅公園」は、場所によって気温が違うといわれています。傾斜面にあるため、正門よりも西門が約40m高い構造になっています。
そのために気温差が生じて、西門寄りでは正門で雨でも雪が降ることもあるかもしれません。夏は、正門よりも西門付近が涼しく感じるかもしれませんね。
公園の中央辺りにある、噴水池は「箱根強羅公園」のシンボルです。
「箱根強羅公園」は敷地内全体で、1年を通して美しい花々を観賞できます。
「箱根強羅公園」では、さまざまな植物が生育されており、1年を通して美しい花の観賞を楽しめます。
穏やかな気候で観光におすすめのシーズンともいえる、3月下旬から5月上旬の春にはサクラやツツジ。5月下旬からはローズガーデンのバラも咲き始めます。梅雨の代表的な花であるアジサイは、7月に花を開かせます。
「箱根強羅公園」は、年中それぞれの季節にあわせた花が咲くため、1年に何度か訪れて楽しむのもおすすめですよ。
バラの優しく甘い香りに包まれる「ローズガーデン」は、噴水池から見て西門側にあります。見頃を迎えると、約200品種・約1,000株ものバラや花々が咲き誇ります。
バラの見頃は、5月下旬から6月下旬と10月中旬から11月上旬の年2回あることを忘れてはいけません。上品なバラと、新緑や紅葉との共演が「箱根強羅公園」の見どころです。
春と秋で「ローズガーデン」周りの景色が変わるため、それぞれの時期に訪れてみましょう。
正門の右手側にある「熱帯植物館」。巨岩から流れる滝をメインとして、珍しい熱帯植物が生育されています。
ハーブ館では約70種類の熱帯ハーブが、日本ではないような空間を演出します。
香辛料でカレーの原料であるターメリックも栽培されているため、探してみてください。トロピカルな雰囲気を味わえる「熱帯植物館」で、健康志向で関心が高まっているハーブをのんびりと観察しましょう。
箱根観光の移動で外せないのが箱根登山電車で、終点が強羅駅です。強羅駅のシンボルとして「箱根強羅公園」があります。
大きな岩がゴロゴロとしていた地に開かれたため、敷地内には今でも岩が残っています。珍しい形の岩が、きれいな花々と共存している様子を見られます。
開園から100年以上の歴史を誇る「箱根強羅公園」では、正門や白雲洞茶苑などが国登録記念物に認定されています。シンボルである噴水池も、記念物として外せません。
「箱根強羅公園」をゆっくりと散策して、歴史を感じましょう。
「箱根強羅公園」のおすすめポイントは、さまざまな体験ができること。次からはおすすめのスポットを見ていきましょう。
正門から入り左手側に「箱根クラフトハウス」があります。吹きガラスをはじめ、陶芸体験やサンドブラストなど、7種類のものづくり体験ができる工芸館です。
スタッフによるマンツーマン指導のもと、自分だけのオリジナル作品を作りましょう。吹きガラスやとんぼ玉制作は、体験時間が約15分のお手軽なコースです。
サンドブラストやレーザー彫刻体験の完成品は、その場でもらえるため、気軽にものづくりを楽しめます。老若男女問わず、自分でものを作る面白さを「箱根クラフトハウス」で体験しましょう。
木々の中に情緒あふれる茶室が「白雲洞茶苑」です。大正時代初期に、鈍翁・益田孝が始め、1922年には美術品の収集家で有名な三渓・原富太郎に譲られて、対字斎が増築されました。
対字斎の広縁では、箱根で夏の風物詩である「箱根強羅温泉大文字焼」の「大文字山」である「明星ヶ岳」を正面に眺められます。
「白雲洞茶苑」は由緒ある茶室で、日本文化を味わえるため、海外の観光客にも注目されています。
四季ごとの花を眺めたりものづくり体験をしたりして一日過ごすため、レストランも気になりますよね。「箱根強羅公園」では、どのような料理を食べられるのでしょうか。
「箱根強羅公園」で人気の食事処が「Cafe Pic」です。噴水池のすぐ近くにある「Cafe Pic」は、公園のシンボルである噴水池を見下ろすテラス席があります。
「温泉玉子カレー」やオリジナルのジンジャーエールなどを提供し、華やかなランチ・ティータイムを演出します。ゴロゴロと大きな野菜が特徴の「強羅園カレー」は人気ナンバー1。数量限定のため、10時の開店どきに食べに行くのがおすすめです。
ハーブティーはラベンダーミックスやローズブレンドなどの、5種類から好きなものを選べます。「箱根強羅公園」内で季節ごとに咲く花を観賞しながら、ゆっくりとランチ時間を楽しんでください。
高い天井に開放感のある「一色堂茶廊」は、心が落ち着く時間を過ごせます。
国産牛を使用した「和牛ローストビーフサンド」や、良質な「自然有精卵のだし巻サンド」などのメニューを提供。ドリンクでは、上品な香りが特徴の「ダマスクローズジュース」がおすすめです。
「一色堂茶廊」は、テイクアウトのサービスもあります。マスカット風の香りがする「エルダーフラワーウォーター」は女性に人気のドリンク。お店自慢の「濃厚バニラソフト」は、一度食べると病みつきになるかもしれません。
おしゃれな空間で、心癒されるひとときを楽しみましょう。
観光の際に忘れたくないのがお土産ですね。その土地ならではのグッズは、時間が経っても楽しいときを思い出させてくれるでしょう。
記念に残るアート作品や日常でも使える器などを、購入してはいかがでしょうか。
「こまもの屋 箱根」には、箱根の伝統工芸や国内で活躍する作家の作品などが並んでいます。「箱根クラフトハウス」本館の2階にあり、Made In Japan・Art&Craftをテーマにしたお土産ショップです。
寄木細工をイメージした「箱根切子」や箱根の名所を描いた小箱「箱ね箱」などは、「こまもの屋 箱根」のオリジナル商品のため注目です。陶芸家が丁寧に作り上げたお皿や湯飲みなどは、日常生活で活躍するかもしれません。
「こまもの屋 箱根」でハンドメイド商品を購入し、手作りだからこその温かさを感じてはいかがでしょう。
「箱根強羅公園」の正門近くにある「おみやげショップ」です。きれいな寄木細工や花雑貨など、豊富なアイテムが販売されています。お土産でなにを買うか迷う方には、箱根が誇る伝統工芸品「寄木細工」がおすすめですよ。
正門付近に位置しているため、「箱根強羅公園」で存分に遊んで、帰る前に「おみやげショップ」で買い物を楽しみましょう。
「箱根強羅公園」の楽しみ方をお伝えしたため、ここで営業時間やアクセス情報です。箱根の玄関口と呼ばれる箱根湯本からは、約40分でアクセス可能です。
箱根ロープウェイに乗車できる早雲山駅と「箱根強羅公園」に近い強羅駅は箱根登山ケーブルカーが運行しています。早雲山駅から箱根登山ケーブルカーを使うと、「箱根強羅公園」まで約10分で着きます。
箱根強羅公園:9:00~17:00(最終入場16:30)
Cafe Pic:10:00~16:00(ラストオーダー15:30)
一色堂茶廊:10:00~16:00(ラストオーダー15:30)
「箱根強羅公園」は年中無休ですが、天候や施設のメンテナンスなどで、臨時休園や営業時間が変更される場合があるため注意してください。
「箱根強羅公園」の入園料は、大人650円で小学生以下は無料です。20名以上の場合は団体扱いとして、1人400円です。また、障がい者手帳をお持ちの方は、付き添いの方も1名までは300円で入園できます。
さらに、箱根フリーパスやのんびりきっぷ、大涌谷きっぷ、箱根のりものパスLiteなどを窓口にて提示すると、無料になります。お得に「箱根強羅公園」を利用しましょう。
※当日・翌日再入園可(レシートを窓口でご提示ください)
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車で「箱根強羅公園」へ行く場合は、東名高速道路「御殿場I.C」から乙女峠経由で約30分です。または、小田原箱根道路「山崎I.C」から箱根湯本経由で約30分です。駐車場は43台あり、1時間300円となっています。
電車で行く場合は、箱根湯本駅から箱根登山電車で強羅駅まで行き、駅から正門へ歩いて約5分です。もしくは、箱根登山ケーブルカーの公園下駅または公園上駅から徒歩約2分です。公園下駅は正門に近く、西門から入園したい場合は公園上駅を利用してください。
・公式サイトはこちらから
※最新情報は各種公式サイトなどでご確認ください
100年以上も箱根の観光を支える「箱根強羅公園」の魅力をまとめました。季節の花を眺めたり、ものづくり体験をしたり、魅力が満載です。
茶人が愛してきた茶室「白雲洞茶苑」での茶の湯は、落ち着いた時間で心に安らぎを与えてくれるでしょう。また「箱根クラフトハウス」で家族やカップルでオリジナルアートを作れば、思い出に残るに違いありません。
園内の一部が国登録記念物でもある「箱根強羅公園」で、思う存分楽しんでください。
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小田急トラベル勤続25年。店舗カウンター業務を経て、現在はWEB関連業務に従事。対面販売にて数多くのお客様を箱根にご案内した経験を活かし、この記事を執筆。暇さえあればプライベートでも箱根に訪れるほど、箱根を愛してやまない。総合旅行業務取扱管理者。
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