箱根十七湯の中でもっとも古い歴史を持つ箱根湯本は、その歴史は奈良時代にまで遡ると伝えられています。箱根の玄関口としても知られ、多くの温泉宿や商店が集まる人気スポットです。
そして、箱根湯本は食べ歩きにも人気なエリアとして、多くの人々に親しまれています。郷愁を誘う温泉まんじゅうや、地元の食材を使った創作料理など、多彩なグルメが揃い、観光客だけでなく、地元の人々にも愛されています。
作りたての温かい料理を頬張ったり、スイーツの甘さで旅の疲れを癒やしたりと、都会のグルメ体験とは一線を画す、心温まるひとときが待っています。また、お土産にぴったりの商品も豊富に揃っており、大切な方への贈り物にも喜ばれることでしょう。
「HAKONEIKU」箱根湯本エリア


「HAKONEIKU」箱根湯本エリア
箱根十七湯の中で、もっとも長い歴史を誇る箱根湯本エリア。歴史ある温泉街ならではの街並みに、個性豊かなお店が立ち並んでいます。散策の合間に、ふと立ち寄りたくなるようなお店を見つけるのも楽しみの一つです。
今回は、箱根湯本の食べ歩きにおすすめなスイーツとグルメをご紹介します。
情緒に満ちた街並み散策を楽しみながら、こだわりのスイーツや老舗の味を、ぜひ堪能してみてください。箱根の玄関口と称されるこの地は、旅の始まりにも終わりにも、気軽に立ち寄れる場所にあります。
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箱根湯本には、散策の合間にぜひ味わいたい絶品スイーツやグルメが盛りだくさんです。地元で愛される老舗の味から話題のニュースポットまで、一度の散策では食べきれないほどの魅力的なお店が味を競い合っています。
今回は、その中から、ぜひ訪れたいおすすめの7店を厳選してご紹介します。


箱根湯本駅から国道1号線沿いを歩いてわずか1~2分。赤いテントが目印の「箱根焙煎珈琲」では、旅の疲れを癒やす至福の「珈琲牛乳ソフト」を味わえます。
このお店は、コーヒー豆の品質と焙煎に強いこだわりを持つ焙煎珈琲専門店です。選りすぐりの珈琲豆を、その日の気候に合わせて最適な状態で焙煎し、丁寧に抽出されたコーヒーはまさに格別の味わいです。
そして、この香り高いコーヒーと新鮮なミルクを贅沢に使用した自家製ソフトクリームが、名物スイーツとして人気を集めています。季節に応じてレシピを細かく調整し、暑い夏はもちろん、冬にもぴったりの一品です。上品な甘さとコーヒーのほろ苦さが絶妙に調和し、さっぱりとした後味が残ります。
■「箱根焙煎珈琲」基本情報
箱根湯本駅から徒歩すぐ
☎:0460-85-5139


箱根湯本駅前の商店街にある、昭和から営業を続ける老舗の土産物店「菊川商店」。ここでは、名物の「カステラ焼 箱根まんじゅう」を楽しむことができます。この洋風まんじゅうには、愛らしい温泉マークが焼き印されており、見た目からもほっこりとした気持ちにさせてくれます。
「カステラ焼 箱根まんじゅう」は、北海道産の上質な白餡を、ふっくらとしたカステラ生地で包み込んだ一品です。手のひらに収まるミニサイズも、可愛らしさを引き立て、つい「もう一つ」と手が伸びてしまうまろやかな甘さが魅力です。
店頭では実演販売が行われており「カシャン、カシャン」と響く機械音が、昭和のノスタルジーを感じさせます。食べ歩き用に1個から購入できるので、ぜひ、できたての熱々を召し上がってみてください。外は“サクッ”、中は“しっとり”とした食感は、一度食べたら忘れられない味わいです。
■「菊川商店」基本情報
箱根湯本駅から徒歩約2分
☎:0460-85-5036


「手焼堂 箱根湯本店」は、焼きたての「のり巻き煎餅」が人気を集めています。
注文を受けてから焼き網に乗せ、1枚1枚じっくりと火を通した醤油味のお煎餅に、軽くあぶった海苔を巻いて完成します。
焼きたての香ばしい香りと、パリッとした海苔の音、そして口の中に広がるお醤油の風味が絶品です。お米のほのかな甘さと醤油ダレが絶妙に溶け合う懐かしい味わいは、幅広い世代に親しまれています。
お煎餅は片手では収まりきらないほどの大きさで、丸型とハート型がありますが、特に愛らしいハート型が人気です。旅の写真としてもSNS映えすることから、青空を背景にハート型のお煎餅を手に持って撮影する写真が多くシェアされています。
■「手焼堂 箱根湯本店」基本情報
箱根湯本駅から徒歩約2分
☎:0460-85-6003


箱根湯本駅から続くデッキを歩いてわずか2分。小田原蒲鉾の老舗「籠屋淸次郎」では、新鮮な魚のすり身を使った、揚げたての蒲鉾を味わえます。
人気メニューの「たまねぎ棒」や「カニ棒」をはじめ、「明太マヨ棒」「イワシ棒」など、バリエーション豊富なラインナップが揃っており、どれを選ぶか迷ってしまうほどです。その美味しさに惹かれ、何度も足を運ぶリピーターも少なくありません。
弾力ある歯ごたえと、じゅわっと広がる魚のうま味が食欲をそそります。食べ歩きもよいですが、ビールとともに楽しみたい方には、ぜひ2階でゆっくり味わうことをおすすめします。
2階には、ビールとともに蒲鉾を楽しめるイートインコーナーがあり、落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと食事が楽しめます。また、自慢の蒲鉾をはじめ、干物や地酒など地域の名産品も販売されており、お土産選びにも最適です。
■「籠屋淸次郎」基本情報
箱根湯本駅から徒歩約2分
☎:0460-83-8411


箱根名物の一つといえば、豆腐です。その味わいは水の質に大きく左右されると言われています。
「豆腐処 萩野」は、箱根の山々が育む名水に恵まれた箱根湯本で、200年以上続く老舗豆腐店です。湯坂山の清冽な湧き水と天然のにがりを使い、昔ながらの手法で丁寧に作られる木綿豆腐は、多くの食通を魅了してきました。
この豆腐を惜しみなく使い、創意工夫を凝らして生まれたのが「豆乳杏仁豆腐」です。豆腐ならではの滑らかな舌触りと上品な甘さが特徴で、泡雪のように口の中でふわりと溶けるスイーツです。
店先のベンチで、豊かな自然に包まれながら味わうひとときは、格別な思い出となるでしょう。
■「豆腐処 萩野」基本情報
箱根湯本駅から徒歩約8分
☎:0460-85-5271


箱根湯本駅から早川沿いを歩くと見えてくる、趣のある木造三階建ての建物が、豆腐と山芋料理の専門店「知客茶家(しかぢゃや)」です。
名物の「早雲豆腐」は、昆布出汁で温めた豆腐の上に、味噌仕立てのとろろをかけた逸品です。豆腐に染み込んだ出汁の風味と田舎味噌のコク、とろろの滋味深い味わいが、心と体にじんわりとしみわたります。訪れた際にはぜひ召し上がっていただきたい、おすすめのひと品です。
冬の季節には「湯場とうふ」も特に人気があります。昆布出汁を効かせた豆乳の中で、豆腐がとろりと煮込まれ、冷えた体を芯から温めてくれる、寒い季節にぴったりの一品です。
さらに、個室でいただく予約限定の懐石料理も、この店ならではの贅沢なコースです。素材の持ち味を丁寧に引き出した、ヘルシーでありながらも満足感あふれる料理の数々を、心ゆくまで堪能できます。
■「知客茶屋(しかぢゃや)」基本情報
箱根湯本駅から徒歩約5分
☎:0460-85-5751


温泉場入口のバス停から湯本橋を渡ると、旅館街にひっそりと佇む「茶房うちだ」。白いのれんが目印の、昭和の面影を残すレトロなカフェです。
看板メニューのシフォンケーキは、手作りのため1日わずか16個限定。ふんわりとしながらも弾力のある大ぶりのシフォンケーキは、口の中で軽やかに溶けていきます。添えられた生クリームとの相性も良く、至福のハーモニーを奏でる人気のスイーツです。
セットの飲み物には紅茶やコーヒーのほか、抹茶も選べます。抹茶のほろ苦さとケーキの甘さが絶妙に調和し、多くのファンを魅了してやみません。
シフォンケーキは抹茶やアールグレイなど、さまざまな種類が楽しめます。お気に入りのフレーバーを求めて、何度も足を運ぶリピーターも多いようです。
■「茶房うちだ」基本情報
箱根湯本駅から徒歩約6分
☎:0460-85-5785


温泉情緒漂う街並みを散策し、こだわりのスイーツやグルメを堪能する贅沢なひとときを、ぜひ箱根湯本でお過ごしください。
歴史と自然に育まれた箱根湯本には、昭和の面影を残すお店が多く、どこか懐かしさを感じさせる風情が漂っています。
そんな情緒あふれる街並みの中で、伝統の味を守り続ける老舗から、新たな感覚で創作されたモダンなスイーツやグルメまで、幅広い魅力を楽しむことができます。
ここでしか味わえない絶品グルメが、大切な旅の思い出を鮮やかに彩ってくれることでしょう。心に残る美食体験をテーマに、旅のプランを練るのも素敵な楽しみ方ではないでしょうか。
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