「HAKONEIKU」 秋冬に訪れたい箱根

「HAKONEIKU」 秋冬に訪れたい箱根

箱根は、四季ごとに異なる美しさを見せる魅力的な観光地です。秋は、紅葉が見事に色づき、訪れる人々を魅了します。10月下旬から12月上旬にかけては、雄大な山々が赤や黄に染まり、その風景はまるで絵画のようです。

また、冬の澄んだ空気の中で、富士山が一層くっきりと映える姿も見逃せません。雪をまとった山々と青空のコントラストは、思わず息をのむほどの美しさです。

今回は、そんな秋冬の箱根で楽しめる観光スポットをご紹介します。この時期にしか味わえない絶景を、ぜひ心に刻んでみてください。


INFORMATION

美しい魅力が溢れる秋冬の箱根

箱根は、紅葉の名所が数多く点在し、訪れるたびに異なる景色を楽しむことができます。

特に標高の高い仙石原では、10月下旬から紅葉が見頃を迎え、燃えるような赤や黄金色の景観が広がります。11月になると、まさに紅葉狩りのベストシーズンに突入し、多くの観光客で賑わいます。一方、箱根湯本では、12月上旬まで紅葉の絶景を楽しむことができ、秋の名残を感じながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

冬に入ると、箱根の雄大な自然は雪化粧をまとい、その美しさがさらに際立ちます。白銀の世界に包まれた箱根の風景は、まるで絵画のように、訪れる人々の心を癒します。この時期ならではの絶景をぜひカメラに収め、心に残る素敵な思い出を作ってみてはいかがでしょうか。


POINT

秋冬に訪れたいおすすめ観光スポット

秋冬に訪れるべき箱根のおすすめ観光スポットを3つご紹介します。

箱根では、箱根登山電車や箱根ロープウェイ、箱根海賊船などが常時運行しており、アクセスも非常に便利です。ここでしか体験できない乗り物を利用しながら、各スポットで感動的な美景を心ゆくまでお楽しみください。


PICK UP

#1「箱根登山電車」

1919年に開業した歴史ある「箱根登山電車」は、日本でも有数の山岳鉄道として知られています。車窓からは、四季折々に変化する美しい景色を楽しむことができ、その旅はまさに箱根観光の醍醐味の一つです。

箱根登山電車は、日本の粘着式鉄道の中でも最も急勾配な路線を持っています。小田原駅(海抜26m)から強羅駅(海抜553m)まで、標高差はなんと527mにも及びます。この急斜面を登るために採用されているのが、スイッチバック方式です。列車がジグザグに前進と後退を繰り返しながら坂を上る姿は、まさにこの鉄道の象徴的な風景であり、多くの旅人に100年以上にわたって愛され続けています。

また、箱根登山電車の最大の魅力は、何といっても窓の外に広がる絶景です。特に11月上旬から下旬にかけては、紅葉がピークを迎えます。中でも、塔ノ沢駅と大平台駅の間に架かる早川橋梁(出山の鉄橋)からの眺めは格別で、モミジやイチョウで彩られた箱根の山々が一望できるこのスポットは、まさに箱根の秋を満喫できる場所です。山頂から麓まで広がる紅葉のパノラマは、訪れる人々の心に深く刻まれることでしょう。

さらに、箱根登山電車は曲線の多い路線でもあり、運が良ければ列車がカーブを曲がる瞬間、隣の車両と紅葉を一緒にカメラに収めることもできるかもしれません。

そして、冬には箱根の自然が雪に覆われ、また違った美しさを楽しめます。雪景色の中を走る列車から眺める箱根の風景は、静寂の中に広がる白銀の世界で、心を癒してくれることでしょう。

秋冬ならではの車景を、ぜひ心ゆくまで満喫してみてはいかがでしょうか。

 



■「箱根登山電車」情報
公式:https://www.hakonenavi.jp/hakone-tozan/


PICK UP

#2「函嶺洞門」

函嶺洞門は、関東大震災によって崩壊した崖を守るために、国道1号線箱根湯本地区に設置された歴史的なトンネルです。現在、通行はできませんが、補修工事中のため、対岸から早川越しに秋の紅葉を楽しむことができるスポットとして親しまれています。

1931年に開通した函嶺洞門は、鉄筋コンクリートで造られたトンネルで、幅6.3m、延長100.9mの規模を持ち、長年にわたり箱根を行き交う車両を落石から守り続けました。しかし、老朽化や慢性的な渋滞などの問題から、迂回するバイパス道路が整備され、2014年に閉鎖されています。

閉鎖されるまで、函嶺洞門は箱根の冬の風物詩である駅伝コースの一部として、多くの人々に親しまれてきました。特に往路の5区で、多くの学生がここを駆け抜ける姿が印象的だったことを覚えている方もいらっしゃるかもしれません。

そんな函嶺洞門は、国内でも最初期の道路施設の一つとして重要文化財に指定されており、その歴史とともに今も大切に守られています。

 



■「函嶺洞門」情報
参考:https://www.pref.kanagawa.jp/docs/b4w/kanreidomon.html (神奈川県ホームページ)


PICK UP

#3「箱根ガラスの森美術館」

日本初のヴェネチアン・グラス専門美術館である「箱根ガラスの森美術館」は、紀元前から20世紀に至るまでのガラスアート約1,000点を所蔵し、その中から約100点が企画に応じて常時展示されています。鮮やかで豪華なガラスアートの数々は、訪れる人々を魅了し、深い感動を与えてくれることでしょう。

特に、日没が早くなる晩秋からクリスマスにかけての時期は、ライトアップが行われ、美術館全体が幻想的な雰囲気に包まれます。まるで夢の中にいるかのような光の演出は、この季節ならではの特別な体験です。ライトアップされたガラスアートがきらめく中、ロマンチックな時間を過ごせること間違いありません。

さらに「箱根ガラスの森美術館」のもう一つの魅力は、四季折々の自然と芸術作品が調和した非日常的な庭園空間です。特に10月下旬から11月中旬にかけては、大涌谷や台ヶ岳の紅葉が美しく色づき、庭園からの眺めはまさに壮観です。この時期、秋の彩りに包まれた庭園で、芸術と自然が織り成す特別なひとときを楽しむことができます。

そして、冬には幻想的なクリスマスツリーが庭園に登場します。15万粒のクリスタルガラスで作られた2本のクリスマスツリーが輝き、冬の箱根をさらに美しく彩ります。ツリーの輝きが庭園全体を照らし出し、訪れる人々をロマンチックな世界へと誘います。

また、旅行の記念として、ガラスの体験工房もぜひ訪れてみてください。サンドブラストでグラスに好きなデザインを描いたり、カラフルなガラスを熱で溶かし合わせるフュージングを体験したりすることができます。自分だけのオリジナルガラス作品を作る楽しさは、旅の思い出をさらに深めてくれることでしょう。箱根ガラスの森美術館で、特別な時間をお過ごしください。

 



■「箱根ガラスの森美術館」基本情報
箱根登山バス「俵石・箱根ガラスの森前」下車すぐ
☎:0460-86-3111
公式:https://www.hakone-garasunomori.jp/


GUIDE

秋と冬にしか見られない箱根の魅力

今回は、秋冬の箱根旅行で楽しめる観光スポットをご紹介しました。

秋冬の箱根旅行は、いつもとは違った特別な魅力を楽しめる絶好の機会です。温泉でじんわりと体を温めながら、冷たい空気に包まれた自然の美しさを堪能するひとときは、心と体を癒す贅沢な時間です。

また、この季節ならではの特別な展示やイベントも開催されています、訪れるたびに新たな芸術との出会いも待っています。

静けさが漂う冬の箱根で、四季折々の風景を眺めながら、心安らぐ時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

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